産婦人科に関する無料相談は心斎橋・難波の茶屋町レディースクリニック心斎橋

大阪市中央区心斎橋筋にある婦人科のクリニック

大阪・心斎橋・土日も診察
log12.png

logo11.gif

| HOME | 生理不順・排卵障害 |

更新日 2011-12-08 | 作成日 2007-10-07

月経異常について

正常な月経(生理)とは?

月経の周期は?
月経の開始から次の月経開始の前日までの期間の長さをいいます。正常な月経周期とはその期間が25日以上38日以内に入っていることをいいます。

月経の量は?
月経血の中にレバーのようなかたまり(凝血)がまじっているのは月経血量が多い(過多月経)サインの一つです。またちゃんとした食事をしているのに貧血といわれるのも月経血量が多いためであることがあります。逆に月経血の量が極端に少ないのを過少月経といいます。

月経の持続期間は?
正常な月経の持続期間は3日〜7日です。2日で終わってしまうとか、8日以上続くのは、問題なことがあります。

月経痛などの随伴症状は?
通常、月経中に腹痛や腰痛、頭痛、悪心などの症状は多少はありますが、日常生活に支障をきたさないのであれば正常です。一方これらの症状が強く、日常生活に支障が出たり治療を必要とする場合は月経困難症といいます。

月経の開始(初経(初潮))、終了(閉経)の年齢が正常である

月経の異常とは?

月経周期の異常

頻回に月経のような出血がある→頻発月経
月経が40日間隔と遅れがち→稀発月経
3ヵ月以上月経がない。→無月経

月経血量の異常

多すぎる月経(レバーの塊のような凝血が混じる)→過多月経貧血
極端に少ない月経血量→過少月経

月経の持続期間の異常

8日以上月経が続く→過長月経(本当の月経ではなく無排卵性出血のことが多い)

月経痛などの諸症状

月経前から月経期間中に腹痛、腰痛、悪心、嘔吐などがあり、生活に支障をきたす→月経困難症

初経(初潮)の時期、閉経の時期の異常

初経
早すぎる(9才以前)初経の始まり→早発思春期症
遅い初経(15才以降)→晩発思春期
18才になっても初経がこない→原発性無月経
閉経
30才代で閉経になってしまう→早発閉経(POF)
55才以降月経がある→晩発閉経

よくある月経の異常について

生理不順(月経不整)

毎月きちんと28日や30日型でくる必要はありません。例えば前月27日目にあり、その月にやや遅れ35日型になったというのは全く正常です。しかし、いつも40日~50日型、あるいは20日毎に月経があるのは問題です。

月経がたまにしかない。(稀発月経)

40~50日毎に月経がくるのを稀発月経といいます。このような状態の多くは月経が始まった日から、排卵するまで長い日数(例えば30日間)を要し、その14日後に次回の月経がくるタイプ(遅延排卵)が多いのです。つまり、排卵はあるものの、スムースに排卵がおこらないことが多いのです。あるいは月経と思っていた出血が実は排卵がない出血(無排卵性出血)ということもよくあります。

月経が遅れがち・排卵するのに長い日数がかかる例(遅延排卵)
きちんと排卵していない例(無排卵性出血)

つまり、生理不順(生理が遅れがち)の原因は排卵がスムーズにおこっていないことのサインです。

月経あるいは月経様の出血がしょっちゅうある(頻発月経)

このような場合も一見生理のような出血が、実は排卵がおこっていないための無排卵性出血のことが多いのです。出血(生理様出血)と出血の間が2週間位しかなく、かつ、出血期間が10日とか2週間と長くつづく場合はきちんと排卵がおこっていないと考えられます。

月経が90日以上こない(無月経)

90日以上月経がこない場合を無月経といいます。ですから、生理不順でも90日以上月経がない場合は単に生理不順ではなく、より要注意なタイプです。このような無月経の多くは排卵がおこらないでホルモンの機能が低下、あるいは殆ど停止していることが多いのです。しかも、この無月経の状態を長期間(7ヶ月以上)放置しておくとホルモンの失調がますます強くなり、がんこなホルモン異常(排卵障害)になります。ですから無月経の期間が3ヵ月以上続いたら受診しましょう。もちろん妊娠が考えられる場合も同じです。

不正出血(月経以外の出血が時々、あるいはよくある。)

ホルモン異常による出血

排卵していなかったり(無排卵性出血)、排卵するのに時間がかかってしまう(遅延排卵)場合など、排卵に異常があるとよくこのような出血がおこります。このような出血の特徴は出血が通常の月経より少なかったり、逆に多量の出血がぐずぐずと長い日数(10日以上)続くことが多いのです。これを機能性子宮出血といいます。このような場合は、ホルモン剤で出血を速やかに止め、排卵を再開させるという根本的な治療が必要です。

子宮や腟に出血の原因がある例

子宮にポリープ、子宮筋腫、あるいは炎症(クラミジア)時に子宮癌などがあるとしばしば不正出血の原因となることがあります。これを器質性出血とよびます。このような出血はきちんとある月経以外に不正出血がよくあります。止血には出血の原因となっている疾患をきちんと治療する必要があります。

以上のように不正出血は上記2つの原因がありますが、これらの出血がそのどちらか、あるいは治療した方がよいかなどは、実際診察してみなければわかりません。逆に診察すればおおむねすぐ診断がつき、また治療も困難ではありません。ですから月経以外の不正出血を繰り返す時はおっくうがらずに気軽に受診することをおすすめします。