PMS−premenstrual syndrome(月経前症候群)とは、「黄体期(排卵後から月経までの基礎体温でいう高温相)に起こる身体的・精神的・社会的症状」を言います。 原因については、多くの説が唱えられておりますが、一致した見解は得られておりません。症状、程度については個人差が大きく、症状としては150以上もあると言われています。
□イライラし怒りやすくなる
□理由もなく泣きたくなる
□眠れない
□無気力
□眠たくなりやすい
□孤独感、空虚感を感じる
□人との関わりが嫌になる
□判断力が低くなる
□緊張しやすい
□下腹が張る・痛む
□腰が痛む
□胸が張る、痛む
□食欲がでる
□むくむ
□ニキビができやすくなる
□頭痛
□便秘、下痢になりやすい
5つ以上チェックがある方はPMSの可能性があるかもしれないので、1度相談されることをお勧め
します。
精神的症状/社会的症状
・イライラする・泣きたくなる・腹立たしくなる・落ち着かない・集中できない
・眠くなる・不安になる・話しが面倒になる・家事が面倒になる ・運転が荒くなる
・愚痴を言いたくなる
身体的症状
・乳房がはる・乳房が痛い・手足がむくむ・腹痛・頭痛・腹部がはる・体重が増える
・甘いものが食べたい・間食が増える・食欲がでる・肌が荒れる・便秘,下痢になる
・体がだるい・肩こり・疲れやすい・腰痛
精神症状、身体症状、社会症状(仕事が面倒になる、人付き合いが悪くなる)等様々な症状がありますが、その原因はまだ未解明ではっきりしていません。日本では1,300万人、アメリカでは2,700万人の患者がいると推定されていますから、月経を有する女性の半数以上がなんらかのPMS症状をもっている事になります。前述したように個人差が大きく、月経がくるサインとなる程度の軽度な症状の方もいますし、会社に出勤できないほどの辛い症状の現れる方もいます。
PMSメモリーをつけてみませんか?PMSの症状や月経のサイクルを正確に認識することによってPMSを緩和することができます。
これは家族計画協会が発行しているPMSメモリーです。自分の症状を客観的にみることで、自分の体調を把握しましょう。
[PMSメモリーについてはこちら]→http://128.121.224.122/05-pms/index.html
[参考HP]
家族計画協会 PMSに関するサイト→http://128.121.224.122/05-pms/index.html
[PMS(月経前症候群)の3つのポイント]
1.周期的に症状が現れる
2.排卵後から月経が始まるまで(月経周期の黄体期、基礎体温でいう高温期)に症状が現れる
3.日常生活にある程度影響するくらいに症状が重い
『自分でもできる症状を緩和する対処法』
●糖分・水分を摂り過ぎない
●カフェインを摂り過ぎない
●考え過ぎないようにする
●窮屈な服は着ない
●ビタミン、食物繊維を摂る ●月経前の時期を認識する
●適度な気分転換
●適度な運動
●無理をしない
●テアニン・γリノレン酸を摂る
1. 基礎体温をつけることにより月経前の時期であるということを認識する
(基礎体温のつけ方についてはこちらから)
2. 適度な気分転換やリラックスを心がける。 (リラックスの方法についてはこちらから)
3. 無理をしないよう心がける
4. 窮屈な服は着ないようにする
5. 野菜、果物をなるべく摂るよう心がける
少しでも気になる症状があれば、怖がらずに婦人科を受診しましょう。女性である以上、一生お付き合いしていくことのできる信頼のおける婦人科医との出会いはとても大切なこと。最近は「女性専門外来」を設置している病院も増えてきました。
どんなことでも相談して婦人科医を強い味方につけましょう。
